ヤンゴンの日本料理屋さん その2・一番館
アウンサン・スタジアムの外周に位置する「一番館」。
ヤンゴンでは老舗の日本料理屋として、知らない人はいないお店です。
ってか、ヤンゴン新参者のワタクシは知りませんでしたが、、
ガイドブックなんかを見て気になってました。
やっぱり日本料理が食べたいんですよね。
フリーペーパーやガイドブックをよくよく吟味し、一番館へGO!ということで行ってまいりました。
地図で見ると、アウンサン・スタジアムの脇になってるけど、
タクシーの運転手さんには場所を説明できず、「アウンサン・スタジアム、プリーズ!」。
スタジアムが見えてくると「どのへん?」的なことを聞かれたが、
分からないので「そこでいいよ」的なことを言い降ります。
うわー、どのへん?と焦りましたが
スタジアムの外周辺が店舗街になっていて、すぐに見つかりました。
ちなみに、この店舗街にはシティマートのヤンゴン一号店や現地旅行代理店など
いろんなお店や会社が入ってます。
この日アウンサン・スタジアムでは「AFC U-19 チャンピオンシップ」がおこなわれていました
さて一番館、外観は老舗割烹風の佇まい。
入り口の暖簾をくぐると、木のぬくもりと懐かしさを感じる日本的な空間。
お座敷もあります!落ち着く~。
一番館の外観
お昼時とあって、お客さんもいっぱいです。
7、8割がた日本人ですが、欧米人の姿も多く
日本人と欧米人のグループもけっこういます。
一番館の店内
日替わりランチには
・秋刀魚の塩焼き
・茄子とひき肉のあんかけ
・揚げだし豆腐
・いんげんの白和え
と書いてあり、この中から選ぶの?と思いきや、全部入りとのこと!
ヤンゴンで秋刀魚が食べられるなんて、ヒデキカンゲキ―♪
本日の日替わり定食!
白いごはんとお味噌汁が添えられ、お盆にのった全部入り定食は
ホント美味しかったです!
ヤンゴンで食べられる日本そのものの味、ってことでは
一番館がイチバン!なのではないでしょうか。
(カッキー比による。サンプル母数は少ないですけどね。。)
この一番館、オープンは1996年だそうで、20年近く続いているんですね。
そんな老舗を切り盛りする店主の小丸かほりさん、すごい方です!
こちらで働くミャンマー人のスタッフは、「一番館さんで働いていたので」という理由で、日本企業に即採用されることもあるそう。
それほど小丸さんの人材教育には定評があるとのことです。
長年働き続けているスタッフも多く、これほど定着率が高いのもヤンゴンではまれだそう。
15年以上続いている女性もいて、この方は日本人よりも上手な味付けをするとか。
この味噌汁や秋刀魚も、ミャンマー人の方が調理されていたかも?
まったく日本の味そのものですけどー!
私の知り合いのミャンマー人の方も、小丸さん夫妻をよく知っているということで
勝手にご縁を感じました。
お正月にはおせち料理もふるまうそうですよ。
そのときにヤンゴンにいたら、絶対行きますね。
小丸さんをもっと知りたくなった方は、こちらをどうぞ。
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【ヤンゴンナウ】ヤンゴンの日本人リレーインタビュー
第5回 一番館 店主 小丸かほりさん
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