ミャンマーのごはん☆写真ギャラリー
先日、とある会合でミャンマーについてお話しする機会がありました。
ニュースでしか聞いたことない、という方々がほとんどでしたが
皆さん、関心を持って聞いていただけたようです。
そのなかで、「料理についてメチャ興味がわいた!」との声が出ました。
やはり食事は気になりますよね~。
ってことで今回は、私がミャンマーで食べたごはんを写真ギャラリー的に紹介しますね。
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前回も紹介した、ヤンゴンのレストラン「Padonmar Hall」のごはん。
伝統的なミャンマー料理が食べられる素敵なレストラン。
外国人の観光客が多く、セレブや政治家なども訪れているようです。
たくさんの小皿に盛られたオイリーな野菜やお肉を
自分のプレートに取り分けて、白米といっしょに食します。
お米は長細いシャン米?それほどパサパサしてなくて、これならイケます!
デザートとコーヒー
店内の雰囲気も素敵~♪
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次は、バガンのレストラン「NANDA」のごはん。
こちらも伝統的なミャンマー料理のレストランだけど、はじめから小分けにされています。
器も伝統的なもので、日本でいったらお重っぽい感じ。
センターに白米が盛られている。で、手前の空いてるところに白米とおかずを取り分けて食べます。
このレストランでは、伝統のパペットショーを観ながら食事ができます。
店内はいろんな国からの観光客でにぎわっていて
ショーが終わると、人形遣いの人が各テーブルを回って記念撮影するサービスも。
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こちらは近所の屋台で買った「キーマ」。
カレーのような名前らしく、中の具はスパイシーでピりッとしてました。
スッキリした味わいのミャンマービールとよく合います。
屋台は、そのあたりで一番人気らしく、待ってる人もいっぱい。
待ってるのが若くて小奇麗なお嬢さんばっかりだったので
「若い女性に人気って、美味しいに違いない!」とカクシンしました。
で、大当たりでした!
ちなみに、待っている人たち、私が外国人だと分かると
先を譲ってくれて、あまり待たずに買えて。
ミャンマー人って親切!カンゲキ~でした。
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さて、「アウンミンガラー シャンヌードル」。
ヤンゴンのダウンタウンで観光客、地元の人にも人気のレストランです。
名前のとおりシャン族の麺に、中華料理が融合したお店だそうで
羽根つき餃子なんかもメニューにあります。
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お次は「YKKO」。
ミャンマー麺とバーベキューの融合という感じのレストラン。
麺料理は、ビーフンみたいなものにお肉や野菜がのっていて、汁アリと汁ナシがあります。
サテのような串焼きもあって、オープンエアのお店で食すると、バーベキュー気分。
ミャンマービールが進みます!
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最後は、カンドーヂ湖畔にある
ミャンマー料理と中華料理とタイ料理とが融合したレストラン。
融合といっても「一緒に食べられる」という意味ですね。
実は上2つも、そういう意味だったと今気づきました^^;
で、こちらは3か国料理を一緒に楽しむことができるんです。
豪快~!
ここにグリーンカレーはどうなのか?と思ったりしたんですけど
けっこうイケるんですよー!
なぜなら、白米があるからです。
Myプレートに白米をよそえば、おかずは何でもアリ!
日本人的には問題ナシです。
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あいさつは、ゴハン食べた?
ミャンマー語で最初に覚えるあいさつ
「ミンガラーバ―」
けれどこの「ミンガラーバ―」、ミャンマー人同士ではあまり言わないフレーズ。
お友達のあいだでなど、ふだんのあいさつは
「タミン サ― ピービーラー」
「ごはん食べた?」という意味だけど、あいさつなんですね。
イエスだったら
「サー ピーバービー」(食べました)
ノーだったら
「マ サー ヤーデー バーブー」(まだ食べていません)
ピーとかビーとかバーブーとか、言ってて楽しい!
けど、もし食べていないとしても、「はい食べました」って答えておきましょう。
ミャンマー人は人懐っこい方が多いので、
「じゃあ、一緒に食べに行こう!」となることが多いのです。
あいさつなんで、ね。
日本語でこれに近いあいさつってあるのかな?と考えてみたところ、
「もうかってまっか~?」
「ボチボチでんな~」
じゃないっすかね!
関西限定ですが。
そのぐらいのサラ~ッとした感じじゃないでしょうか。
日本ではあまりなじみの無いあいさつですが、
中国では、顔をあわせる度の挨拶が「吃饭没有?」(ごはん食べたかい?)
カンボジアのふだんの挨拶は「ニャムバーイハウイ?」(ご飯食べた?) だそう。
アジアには同じような文化があるのですね。
ヤンゴンのレストラン「Padonmar Hall」のごはん
ハイウエイの休憩所のとある食堂のごはん
ところでミャンマー文字、
丸っこくて記号みたいでカワイイですよね。
実は私、ミャンマー語を習い初めまして
聞く、話す、読む、書くのうち
ミャンマー文字を書くのが一番楽しいです♪
視力検査の上、下、左、右の記号がすべてそろっていて、
目玉マークや三日月、フラミンゴなど超楽しい。
「タミン サ― ピービーラー」
のピービーは、おさるのウッキーっぽいよ。
ヤンゴンの日本料理屋さん その3・山小屋ラーメン
3つめのお店は「山小屋ラーメン」。
場所はDining梟やHISの近く
大通りから小道をちょっとだけ入ったところにありますが、
大通りにはのぼりが立っていて、ラーメン屋さんの雰囲気ムンムン分かりやすいです。
ガラス張りの店内は清潔で落ち着いた雰囲気。
お昼どきだったので、
近くの日系企業に勤めてるふうのビジネスマンがあちらこちらに。
メニューを見ると、とんこつ系ラーメンの写真がズラリ。
どれも美味しそうで迷いますが、イチオシの昭和ラーメンを注文しました。
ミャンマーで初ラーメン、お味のほうは、、
美味しい・・・!
“昭和”と銘打っているだけあって、懐かしい素朴な味わいが。
つい食べるのに夢中になり、最初に写真撮るの忘れちゃいました。
途中カットでシツレイします。。
日本の味そのものって感じでした。
なので、絶対日本人が作ってるんだろうなと思い、
ミャンマー人店員の方に確認してみると
「チガイマース、
ミャンマー人シェフ ガ ツクッテマース」
とのこと。
「マジで?!日本の味そのものだよー!」
と驚きの声を上げると、店員さん
「ミャンマー人シェフ ガ シンガポール デ ニホン人シェフ ニ シュギョーシタネー」
そうなんだー。
いやー、ビックリするほど日本のラーメンの味でした。
男子が好きなラーメン屋さんのラーメンて、クセが強すぎて
美味しいんだけど全部食べるのがツラくなってくる系が多いのですが、
山小屋の昭和ラーメンはちょうどいい感じだった。
なので、女性にもおススメです!
ちなみに、「ミャンジャポ」(フリーマガジン「ミャンマージャポン」)の地図見て行ったのですが、
山小屋ラーメンとHISの位置が反対でしたよ。
年末年始をミャンマーで迎えるなら・・
ANAのエコ割年末年始スペシャルがおトクっぽい。
出発の28日前か、11月30日中に予約&購入すれば、
成田 ⇔ ヤンゴン(直行便)で 63,600円!!
滞在日数は2~14日までのようだけど、
年末年始の長期連休でも超OKですよね。
私は行きたい!
のですが、ダンナが帰国するのでダメっぽい。。
成田からヤンゴンまでのフライト時間は
行きが8時間、帰りが6時間。
それほど遠くないですよ!
とくに、帰りは予定より早く到着したし。
ところで、ここ1ヵ月ぐらい、ANAのエコ割5の運賃をウォッチしてました。
ざっくりいうと以下のような感じ。
【最高値】
11/3に購入した場合
11/10出発 11/14帰国 5日間 143,600円
【最安値】
11/7、11/25に購入した場合
11/14出発 11/18帰国 5日間 80,600円
12/ 2出発 12/ 6帰国 5日間 80,600円
あくまでもエコ割5(5日前まで購入・滞在日数2か月以内)の場合ですが、
安いと80,600円、高いと143,000円で、85,600円あたりが一番多かったです。
それと比べても、年末年始スペシャルは安いですね!
お正月はミャンマーで、って人はそんなにいなさそうですもんね。
日本人が少なくなるこの時期、
安くミャンマーに行きたい人には朗報かも。
ダウンタウンの中心 スーレー・パヤー
日本から来たチェ・ゲバラ、ビルマのゼロファイター
地球の歩き方2014~15 ミャンマー(ビルマ)「ミャンマーの主要民族」より
経済開放が進み、続々と海外企業が進出しているなど
経済に関するニュースばかりが目につきますが、
ミャンマーでは独立以来、60年以上にわたって政府と各民族との内戦が続いていて
和平は難しいといわれていました。
内戦というと好戦的なお互いが争っているようなイメージを持ちますが、
少数民族の方々は、自分たちの権利と尊厳をかけ自衛してきたのです。
そんな中、
近年、政府と民族との和平合意がなされようとしています。
その、影の立役者が
「日本から来たチェ・ゲバラ」といってもカゴンではない井本勝幸さん!
ビルマのゼロファイターです!!
なんて、知っているふうを気取っていますが
長年にわたる内戦のことも、井本さんのことも、最近知りました^^;
きっかけは、これ↓
「Myanmese Days」
A&A Myanmar Business Partnersヤンゴン駐在員の中山さやかさんによるブログです。
ちなみに中山さんは、今年初めからヤンゴンに駐在されている女性会計士さん。
ミャンマーのこと、現地でのできごとが綴られている知的で楽しいこのブログ、
いっぺんでファンになりましたw
さて、ゼロ・ファイターに話は戻り、、、
少数民族問題に取り組むため、なんの後ろ盾もなく
単身でミャンマーに乗り込んだ井本さんは、元日蓮宗の僧侶。
その前は、日本国際ボランティアセンターで難民支援に関わっていたそうです。
福岡県で僧侶をしていた井本さんは2010年、ミャンマーの親しい層に誘われ
政府軍と少数民族勢力の戦場に足を踏み入れます。
そこで悲惨な現実を目の当たりにし、
「見ないふり、知らないふりをするわけにはいかなかった。逃げるわけにはいかなかった」と不退転の決意をし、僧侶という立場を捨て、たった一人でミャンマーの大地に降り立ちました。
自分のすべてをさらけ出す飾り気のない性格、相手の警戒心を解かせる広い心で
カレン州・モン州・シャン州・カチン州など、山岳地帯にある各民族組織の拠点を
四輪駆動のピックアップトラックである愛車「ゼロ・ファイター」で駆け巡り、
民族連合組織をつくるための説得をして回ります。
その努力が実り、組織が結成され、
さらに2013年、ミャンマー政府と民族連合組織との初の和平対話がおこなわれました。
井本さんの活動はミャンマー政府にも認められ
政府と民族連合組織が話し合いを持つ場には、井本さんが同席されていたそうです。
各民族の苦悩、
「ゼロ・ファイター」に込められた意味、
井本さんの想い、
井本さんの行動の記録などなど、
ご自身の著書に記されています。
ミャンマーに興味のある方なら、
いえ、日本人なら
ぜひ知っておくべき!
と思わせてくれた本でした。
ヤンゴンといえば・・・シュエダゴンでしょ! (後篇)
土曜日生まれのワタクシ、
土曜日コーナーにお参りを済ませ
次に向かったのは、寝釈迦仏。
肩手枕にごゆるりされてるお釈迦さま。
その前にはごゆるりされてるミャンマー女性達。
熱心にお祈りしている人もいれば、くつろいでる人達もいる。
ミャンマーでは、パヤーや寺院はテーマパークのようです。
Thursday コーナーからは、大仏塔がバッチリ見える。
こんな感じのところを抜けて、写真展示コーナーへ。
ここでは、建設当時の古い写真などが展示されています。
黄金大仏塔の先端部分のアップ写真もありました。
ダイヤをはじめ、サファイア、ルビー、翡翠などが散りばめられ豪華絢爛。
価値は高価過ぎて、もはや算出できないほどだそう。
これはすべてお布施により建立されています。
絶好撮影ポイントでパシャリ。
ゾウのゾウや・・・・
志村けんのコントに出てきそうな電飾版をしょった仏さまも。
日本では、鐘撞き棒を鐘と水平に撞きますが
ミャンマーでは斜め45度に撞きます。
こちらは何かありがたそうな釣鐘。
いわれは、、、忘れました^^;
この鐘の下に入ってお祈りするといいらしいです。
実際、この下にミャンマーのヒトが2人寝そべっていて、モソモソ出てきたときにゃあビックリしました。
陽も沈んでライトアップし始めました。
昼間とは違った雰囲気。
これもまた素敵ですね。
ますます賑わいをみせるシュエダゴン・パヤー。
ラブラブカップルもちらほら見えてきた夕暮れに
仏さまのワンダーランドを後にしたのでした。
ヤンゴンに行ったらシュエダゴンでしょ!
って、言われなくても行くよね?
ヤンゴンといえば・・・シュエダゴンでしょ!(前篇)
シュエダゴン。
「シュエダゴン・パヤー」「シュエダゴン・パゴダ」と呼ばれている
ミャンマーで一番有名な仏塔。
世界中から観光客が訪れ
全国各地のミャンマー人も、ヤンゴンに住むミャンマー人も
わんさか訪れる、ヤンゴンで一番の有名スポットです。
ちなみに「パヤー」は仏塔のことで、お坊さんはここには住んでいません。
お坊さんが住んでいるのは、寺院や僧院。
「パヤー」がミャンマー語で、「パゴダ」は「パヤー」の英語読みです。
で、、ヤンゴンに来たらシュエダゴンでしょ!
ということで、行ってまいりました。
シュエダゴンの入り口は、東西南北に4ヵ所あります。
私は南入口から入りました。
まずは入ってすぐ、靴や靴下を脱ぎ、裸足になります。
ストッキングもNG。
胸元の開いた服や、ミニスカもダメってことで
露出部分を覆う布を買わないと入れなくなるので、気をつけないと。
入場料を払うと(たしか8ドル。ミャンマー人は無料だそう)、
エレベータで一気に渡り廊下まで上ります。
下界から天上への通路を渡ると、そこは黄金に輝く別世界。
シュエダゴン・パヤーです!
・・と、その手前に祠のようなものがあり、その中のひとつに入ってみました。
内側には、大きいのや小さいのや立ってるのや座っている仏像がひしめき合っています。
ミャンマーの仏像は、日本のとはまったく違って
なんというか、ハリボテのよう。
すみません、、いい表現が思いつきません^^;
お顔もユニーク。
こっちの仏さまは、誰かに似ているような。。
美川憲一?
仏さまの前では、ミャンマーの方がくつろいでいます。
こっちの仏さまでは、家族ぐるみのグループがご飯を食べていました。
さて、いよいよメインの開けたところにやってきました。
曇りの中でも、黄金がまぶしいぜ。
開けたところにはちっちゃい祠がいっぱいあり、
その前には謎の生き物の像が立ち並んでいます。
これはウロコを食べる半漁獣??・・・何なんでしょ?
それぞれの方角には、曜日ごとの神さまが祭られていて
各人自分の生まれた曜日コーナーにお参りします。
ミャンマーでは「八曜日」といって、
生まれた曜日がとても重要な意味を持ちます。
なぜ「8」?
かというと、水曜日は「午前」と「午後」で分けられるから。
子どもの名前は、生まれた曜日にちなんでつけられます。
それぐらい重要なんですね。
ミャンマーでは名前を聞けば、何曜日生まれかすぐ分かるんですと。
それぞれに決まった動物がいるのも特徴で、
その曜日生まれの人は、その動物固有の性格を持つと信じられています。
くわしくはこちらのWebで↓
「ヤンゴン ナウ」誕生曜日と占い
私は「土曜日」生まれ。
で、、土曜日のコーナーに向かいました。
土曜日の動物はドラゴン。
おー、カッコイイかも!
が、、ヘビとの説もあります。
・・ドラゴンにしとこ。
神さまの後ろには守護神らしき人物が。
ドラゴンは、神さまとは違う段にとぐろを巻いて鎮座しています。
それぞれにお水を捧げます。
ミャンマー人のおばちゃまに混じって
私も、神さまと守護神とヘビ、、もといドラゴンにお水を捧げました。
これでシュエダゴン詣でのメインイベントは完了したような気分に。
ってことで、続きは次回に。