バガン旅行記☆その2
とてものどかな道の駅風のお休み処を後にし、
バガンの南西約50km、ナッ神が宿る伝説の山「ポッパ山」を目指します。
街道の様子はというと、ひと気がない平原の山道。
赤土の道の両サイドには木々が点在しているけど、乾いた感じで
時々牛の群れが見られます。
車も我々以外には見当たらず、違う世界に迷い混んでしまったような
何とも言えない、ここは異国ミャンマーなり。
車を走らせること1時間半、何やら建物が見えてきました。
停めてそちらのほうへ歩いてみることに。
仏像や人の形をした像が見えてきました。
そこは、寺院でしした。
寺院前の細道の向こうには、
おおー、ポッパ山が見える!
すごい景色です…!
その先からは、いくつかの寺院が点在していて
抜けるとにぎやかな場所が開けていました。
観光バスも何台かいて、そこはもう観光地。
トイレに行きたくなり、とあるレストランで借りることに。
お店の裏に位置するトイレは、昔ながらのそれでした。
穴が開いてるだけで、どこに向かって放出していいのか?
終了後はどうすばいいのか?桶に水が汲んであるけど、これで流すの?
戸惑うばかりのワタクシでしたが、まあ、テキトーに。
グループの面々もトイレを済ませ、いざ
ナッ神が祭ってあるお堂(?)の建物へ。
ここには、37体のナッ神像が祭ってあります。
ナッ神とは、ミャンマーの民間信仰・土着信仰とのことで
その昔、仏教が入ってくる前から存在していました。
多くは実在していた人がその死後、神格化され祭られてます。
ミャンマー人は、死後のことは仏教を信仰していますが
現世での願望はナッ神にお願いすることが多いようです。
お堂の中には熱心にお祈りしている人たちが大勢いて
硝子戸の向こうには、37体のナッ神像が。
いやはや、派手ですね!
かつての紅白の小林幸子を素朴にした感じ、でしょうか。
ナッ神参りがすんだら、いよいよポッパ山の山頂へ。
象が迎えるリッパなゲートをくぐったら、ひたすら階段を登ります。
その段数777段。
クラクラするわ~。
階段の途中には、大勢のおサル。
人になれているのか大人しいけど、そちこちにオシッコが。。
踏まないように避けながら登ります。
頂上に近づくにつれ、素晴らしいパノラマが。
頂上手前には、またナッ神が祭ってあり。
この方もまた伝説の男だった。
そしてついに、到着!
頂上には、曜日別の仏像がありました。
土曜日生まれのワタクシは、土曜日の仏さまにお参り。
金ピカの仏塔も鎮座しています。
大パノラマ、すごい景色です!
写真撮影を楽しんだら、頂上を後にし元の階段を下ります。
ヒザガクガクですが、登りよりはラクですね。
しっかし、大階段も含めてパゴダですから、裸足が必須。
上り下りすると相当い足の裏がよごれます。
出入り口近くにウエットティッシュがあるので、係りの人に言ってもらうといいですよ。
大いなる階段を登り、お腹がすいたところでランチへ。
向かったのは「ポッパマウンテンリゾート」。
ポッパ山の景色が良く見えるホテルだそうで、期待が高まります。
山道を10分ぐらい走って、着きました。
洗練されていて、バリのヴィラっぽい雰囲気。素敵ー!
ぜひ一度、泊まってみたい。
レストランから見えるのは、先ほど登ったポッパ山です!
す、すごい眺め!
このアングル、地球の歩き方に載ってるのと同じだ。
ということで、地球の歩き方と同じ写真をパチリ。
ランチのメニューは洋食系にしました。
★★★★
ポッパ山を堪能して一向は、いざバガンへ!
車の中では皆おやすみタイムです。
なので、あっという間に宿泊予定のバガンのホテルに到着。
このあたり、ホテルが集まっている界隈なのですが
なんとのどかな通りなんでしょう。
ホテルはこの通りに面しています。
素敵そうなホテルー!
この後ろ側にお庭があり、全室ヴィラタイプのお部屋です。
お部屋の壁も竹で編まれていて、とっても素朴。
荷物を置いたら、旅のハイライト
バガン遺跡の夕陽を見に行きますよー。
(つづく)
↓よかったらポチってください♪