バガン旅行記☆その1
ミャンマー最大の見どころ、バガン遺跡。
世界の絶景スポットのひとつにも名前が挙がるほど、
一生に一度は見とけ!ってな素晴らしい景色が見られる場所です。
ハズカシながら、ミャンマー来る前には「バガン」を知りませんでした。
知り合いの住職に話をしたときに
「ミャンマーですか~。バガンには一度行ってみたいと思っているんです」
と言われて...
知らない(汗)そこどこ?
ソッコーGoogleセンセイに聞いてみたところ
バガンはカンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドゥールとともに、世界三大仏教遺跡のひとつと称されており、大小さまざまな仏教遺跡が林立している。
・・・・・・・・ミャンマー屈指の仏教聖地である。点在するパゴダや寺院のほとんどは11世紀から13世紀に建てられたもので、・・・・・・・仏塔の数は3000を超えるといわれている。
(Wikipediaより)
すご~い!!
「世界三大仏教遺跡」ってものがあること自体知りませんでしたが^^;
仏教に身を置くニホンの住職は、知っていらっしゃったのですね。
何やらすごそうなところ!
機会があったら行ってみたいな~と思っていたところ
その機会が巡ってキターーー!
というワケで、行ってまいりました。
ヤンゴンからバガンまで2泊3日(うち車中泊1日)の旅。
往きは飛行機、帰りはバスで。
直前に決めたため、帰りの飛行機は取れませんでした。
夜行バスで10時間って何やら不安ですが、これもまた経験。
この旅にはミャンマー人ガイドのメイさんに同行してもらいました。
友達の友達であるメイさん
日本語がペラペラで、穏やかで優しいとっても素敵な女性です。
メイさんと、ダンナ+ダンナの友人+そのお兄さん+私の5人でのグループ旅行。
さてさて、どんな旅になりますやら?
★★★★★
1日目
朝、5:30にヤンゴン空港に集合。
メチャ早い時間だけれども、空港までの道すがらの街も、空港に着いてからも
人がけっこう多いです。
ヤンゴン人は早起きの人が多いんですって。
フライトは国内線の Mann Yadanarpon Airlines。
すごい小さい飛行機でビックリ~。
乗り降りも飛行機まで歩いて行って、数段のタラップをトコトコ。
のどかだわ~。
1時間20分ほどで、バガン地区の入り口にあたるニャウンウー空港へ到着。
ところで「ニャウンウー」ってかわいくて、メチャ言いたくなりますね。
ここもホントにのどかな空港です。
手配してもらったレンタカーに乗り込み、出発進行ー。
まずは、明日乗るバスのチケットを買いにバスセンターへ。
バスセンターはバスが到着していない時間帯だったので
ガラ~ンとしていていたけど、お土産屋さんや屋台っぽいお店が並んでいて
旅の雰囲気を醸し出しています。
ダンナの友人のお兄さん(通称お兄ちゃん)は、さっそくサンダルを購入。
履き替えて準備万端です。
最初に目指すのはバガンではなく、バガンの南東約50kmにある「ポッパ山」。
聞いたことないけど、写真見てビックリ!
平原にボコッとそびえ立つ岩の上に、金ピカの寺院が佇んでいる!
これまたスゴイ景色です。
「地球の歩き方」のポッパ山の記事。
ポッパ山に向かってゴー!
出発しました。
車中から見る景色は、土の平地に草木が点在し
ときどき動物がゆったり歩いています。
何の動物?
あまり見たことなく、よく分からないのでメイさんに聞くと、ウシだと。
えー、これがウシ?
日本の牛のデザインとはだいぶ印象が違います。
点在する家々も、藁ぶき屋根で壁がなく
南国の田舎の家って感じですね。
15~20分ほど走り、藁ぶき屋根のオウチの前に停車しました。
ここは、日本でいえばドライブインとか道の駅でしょうか。
お店の前にあるのは、すごく高~いヤシの木とウシさん。
ヤシの木では、お店の方がパフォーマンス(?)で木に登ってます。
5~6mぐらいありそう。そうとう高い!
ウシさん、綱につながれて円状をグルグル回ってます。
何してんだろ?と近づいてみたら、油を搾ってるようです。
ウシさんをつないでる綱のところに人が乗れるよう板の足場があり、
お店の方が乗っていましたが
観光客も乗れるようになっていたので、乗ってみました。
楽しい~♪
藁ぶき屋根のお店の中は、休憩用のテーブルセットやチェアのほか
奥ではお店の方がいろいろ作業をしています。
竹(?)で何かを編んでいたり、売り物の食材を作っているよう。
アルコール60度以上のパーム酒作りも間近で見られます。
ミャンマーのおしゃれ化粧w、タナカのお試しコーナーもあり
木を擦った作った出来立てのタナカを付けてもらえます。
タナカって、志村けんのバカ殿?(スミマセン・・)
って、はじめのうちは冗談に思えてましたが
ミャンマーのこの気候で、この景色で、このファッションで見ると
すごく似合ってて、見栄えするんですよね。
日本人がやるとビミョーですが。。
休憩コーナーでは、ラペットゥとお茶でおもてなししてくれました。
ラペットゥとは、食べるお茶。
発酵させた茶葉(ラッぺ)と、ピーナッツや干しエビなどを合わせて
塩とピーナッツオイルで和えたお茶受けスナックです。
しっとりした茶葉は、塩気とニンニク風味がきいてて
けっこう美味しい!
ミャンマー緑茶(とはいえウーロン茶に近い)に合う~。
パーム酒も美味しくて、このままのんび~りここで過ごしたくなりました。
竹で編んだテーブルの上、伝統の器に入ったラペットゥは
何ともなつかしい風情です。
が、、目的地はまだ先。
後ろ髪ひかれつつ、道の駅風お店を後にし、ポッパ山へ向かいます。
(つづく)
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