ヤンゴン暮らしのルール
日本では当たり前、気にもかけなかったこと。
海外暮らしをしてみると「マジっすか?!」ってこと多々ありますが、
ここヤンゴンにも「?!」なルールが存在します。
まずは、水、、
コンドミニアムのような集合住宅では、
各部屋にモーターポンプが設置されています。
そこからタンクに水を溜める必要あり。水道ひねっただけじゃあ水は出ません。
配水管の栓を開き、ポンプのスイッチをONにすると配水管から水が汲み上がり
室内のバスルームなどにあるタンクに溜まります。
タンクに溜まった水は、
シャワー2回+洗濯1回ぐらいするとそろそろ無くなりそう、というぐらいの量。
なので、1日1回は配水管栓開く→ポンプスイッチ入れる
をしないといけない…!
(左)室内にあるポンプのスイッチ (右)玄関の外にある配水管の栓
たいした手間ぢゃあないけど、
コンドミニアムによっては栓開くのにいちいち外へ出たり、
停電になればポンプもダウンするので、水洗トイレも流れずほとんど水が使えなくなる。
「日本ぢゃあーさ、・・・」って言いたくなる瞬間です。
次に、玄関、、
玄関ドアの外側に、頑丈な鉄格子をつけるのがデフォルト。
ドアに鍵をかけ、鉄格子にも南京錠をかけます。
なんだかモノモノしい感じ。。
ある日本人駐在の方が言ってました。
「ミャンマーは治安がいいって聞いたけど、この玄関を見てウソだろ!って思ったよ」と。
木製の玄関ドアと鉄格子プラス南京錠
ヤンゴンで暮らした肌感でいうと、治安はいいんですけどー
けど、玄関はこれ。
セキュリティ意識高し?
ま、安全は大事です。
そして、ウワサの停電は、、
そこそこ起きます!
でもって、いつ起きるかわかりません!
朝も早よからもあれば、お昼も、夜も。
季節によって多いってのもあるらしい。
夏季の猛暑のときなんかは、エアコン最大でしょうからね。
その対策として、ミャンマーのコンセントにはON/OFFボタンがついています。
日本でいったら、節電用のスイッチがついているコンセントみたいな。
常時つけないものについては、いちいちON/OFFします。
いきなり停電になり、バッと電気が消えると製品が壊れちゃいますもんね。
そいつを防ぐためのミャンマーの知恵です。
バッと消えるとヤバいということで、電圧状況の見える化もなされています。
写真のようなボックスに、現在の電圧数値が表示されるんです。
通常は、210~220ぐらい。
数分、数秒単位で上がったり下がったりしてます。
まだ200台だと余裕なのですが、190・・・180・・・って下がっていくとヤバい!
170になったら・・・はい消えた!
下がっていくのを見てるのもハラハラしますが、
いきなりプッツンもあるので、
参考程度、ですね。
これはほんの一部ですが、
こうしたローカルルールを我モノとし
無意識でできるようになれば、イッパシのヤンゴン人!