ヤンゴンの街を歩くということ
ミャンマーに来て驚いたことBest3のひとつ、
それは、
信号が青でも渡れないんですー!
歩行者の場合ってことなのですが。
滞在先コンドミニアムの近くにインヤー湖がありました。
湖畔を散策したら気持ちよさそ~と、行くことにしましたが
目の前には環七環八なみのふっとい道路があり、
そこを渡らねばなりません。
ヤンゴンに着いて数日でしたが、
それまで歩いて信号を横断したことがありませんでした。
というか、信号があまりないんですよね。
なので道路を横断する場合、歩行者はみな、車が来ないスキを見てサササ~ッと渡ります。
来ないスキといっても、渋滞の激しいヤンゴン市内
どこもかしこも車がびゅんびゅん、スキを見計らうのがムズカシイ。。
交通安全教育を受けてきた日本人的には、これがコワくてたまりません!
こんなかんじでサササ~ッと渡る(ダウンタウンにて)
渋滞で止まってるスキをみてサササ~ッ(ヤンキンセンター前にて)
インヤー湖の前に立ちはだかる6車線ぐらいあるふっとい道路は、
さすがにサササ~ッはムリ!と思い、信号を探しました。
向こうのほうに赤青黄の光るものを発見し、テクテク歩くこと8分。
おお、信号だ!と思って待つこと7分。
あっち車線の車の信号が青になり、こっち車線の信号が青になり、ななめ車線の信号が青になり、
あっち車線の信号がまた青になりました。
・・・あれ、歩行者用の信号ないの???
マジっすか!!!
その後いくら待っても、歩行者用の青は光りませんでした。
ヤンゴンの信号は、歩行者がいることが前提とされていない!
ショウゲキの事実に打ちひしがれていてもしょうがないので、
ここはマインドをミャンマー人にサッと変え、サササ~ッにチェンジ。
信号に近いところは余計コワイので、渡りやすい(ドライバーに見られやすい)ところに歩いていき、
道路を横断し、無事インヤー湖に行けました。
インヤー湖畔は散歩するのにうってつけ。でもってベンチはカップルで満席
ヤンゴンでは珍しく平らで長い歩道、ランニングもできそう。ベンチのないところでも相合傘でラブラブなカップル
しっかし、4車線とか6車線ある道路の真ん中に立って
車が途切れるタイミングを待っているのは、めっちゃコワイ!
ヤンゴンの街を歩くには、
この恐怖を克服しなければならないのであーる。